2025.8.31
外壁サイディング
今日で8月も終わりますね。
まだまだ暑い日が続きそうで、現場も大変です。
今回は外壁サイディングについてです。
弊社では乾式サイディング(窯業系サイディング)を採用しています。
ツーバイフォー(枠組壁工法)工法では、面材の上に、
木材が濡れないように透湿防水シートを貼ります。
下から上へ重なるように貼っていきます。
開口部があれば、ブチルテープで開口部まわりを塞ぎ、
屋内に雨が浸入しないようにします。
縦方向にハットジョイナー(写真:薄い鋼板)、横方向にスターター(写真:黒い金物)
というサイディングの貼り始めの材料を固定し、下から上へサイディングを載せていきます。
サイディングを1枚載せると、通気金物(留め金物)を取付けします。
通気金物または通気胴縁は、乾式サイディングにおいて、大切な役割が
あります。
それは日本では梅雨があり、諸外国と比べると、湿度が高めであることで、
壁体内や小屋裏の内部結露を起こすことがあります。
内部結露の防止方法として、外壁と木材との間に通気層を設け、
空気が滞留しないようにすることで、内部結露を防止します。
職人さんは暑い中、本日も頑張っています。
作業はしばらくかかりますが、完成が待ち遠しいです。